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神楽のある風景(その13)

2017.11.26

11月26日、唐原で久々に「湯立」が上がるという話を聞きつけ、恒久橋のたもとの貴船神社を4年ぶりに訪れる。
駈けつけてみると、すでに最初の三人舞が始まっていて、湯庭の周りは人だかり。
時は日曜日の夜。おそらくほとんどが唐原やこの地にゆかりのある皆さんだろう。
子ども達も大勢来ていて、神楽が彼らの社交場としても機能しているところを見ると「祭り」なるものの本質に触れた気がする。
満場の注目を浴びる中、するすると湯鉾を登っていく鬼。事もなげにさまざまな曲芸を見せてくれる。
唐原の湯立は数年ごとの奉納ゆえ、まだ3~4回しか登ったことがないと話していたが、一種の円熟を感じるのは“追っかけ”の欲目か。
感嘆の声と拍手。村中の一体感。この風景の中に入りたい。
地元民ならぬ身が、夜更けまで神楽を見に行く理由である。
ともあれ、お見事でした!
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