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広谷湿原にサギソウ舞う

2022.08.30

広谷湿原は平尾台の東部、青龍窟の西側に位置する湿原です。
カルスト台地の一角にある湿原としては珍しく、福岡県で唯一の貴重な湿原です。
広谷湿原では湿原特有の貴重な植物が自生し、初夏から秋にかけて5月にはトキソウ、6月にはノハナショウブ、そして8月にはサギソウなどの花が見られます。
8月に見られるサギソウは咲いた花が翼を広げた鷺(サギ)に似ていることから名づけられたと言われています。
いつもは盆明けに見に行くのですが、今年は行くのが遅くなり8月下旬に行ってみました。
もう花は終わってるかなと思ってましたが、まだ咲いていてくれ、今年も咲いてる花を見て一安心しました。
小さな小さな花ですが、咲いたその姿はまさしく湿原に舞うサギのようでした。
そばには、ホザキノミミカキクサやヒメシロネ、オトギリソウなどの花も咲いていました。
また来年も見ることができることを祈って湿原を後にしました。
(撮影日:2022年8月26日)

*ロープが張られた湿原内には立ち入らないように注意しましょう。

メイン画像、サブ画像1:サギソウ
サブ画像2:ホザキノミミカキグサ
サブ画像3:ヒメシロネ
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