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御所ケ谷神籠石の中門とヒモヅル (行橋市)

2020年11月18日

行橋市とみやこ町の境をなす御所ケ岳(ホトギ山 標高246.9m)にある「御所ケ谷神籠石」は約1300年前の遺構が残る古代山城跡です。
昭和28年(1953年)に国の史跡に指定されています。
周囲3Kmに及ぶ大規模な遺跡で7世紀に当・新羅からの侵攻に備えて築かれた山城跡とされ、切石の列石を基礎とした高さ3~5mの城壁の遺構が山中の各所に見られます。
その中でも、中門は排水口を備えた二段の石塁で、高さ約7.5mの石塁城壁の一部がそびえて立っています。
私は登山が好きなので、よく御所ケ岳や隣の馬ケ岳に登りますが、今回は散歩に中門に訪れました。
御所ケ岳の登山口から歩くと中門まではすぐです。
中門までの登山道には脇の木々に垂れ下がった「ヒモヅル」が見られます。
これは全国でも7県にしかないと言われる絶滅危惧種の希少植物で福岡県ではここだけに見られ、県指定の天然記念物にも指定されています。
ヒモヅルを過ぎると目の前に、中門の大きな城壁がふさがるように出現します。
見事な石塁の壁に圧倒されます。その横のモミジの木が赤く色づいてました。
一帯は御所ケ谷自然公園として整備されていますので、来る途中にある住吉池の散策と併せて楽しめるスポットです。

メイン画像:御所ケ谷神籠石の中門と紅葉
サブ画像1:御所ケ谷神籠石中門
サブ画像2:県指定天然記念物の「ヒモヅル」
サブ画像3:御所ケ谷自然公園一帯の案内図(現地看板)

(訪問日:2020年11月13日)

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関連情報

御所ヶ谷 神籠石

7世紀後半頃の古代山城跡。全長3kmにわたって石と土で築かれた城壁がめぐります。 水門の見事な石組みに古代の土木技術の高さを見ることができます。 備考・国指定文化財(史跡)

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Taka
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