記事詳細 Details of report

祭り探訪「求菩提山お田植祭」(平成31年3月)

2019年03月25日

■伝承地:求菩提山(国玉神社)/福岡県豊前市求菩提(くぼて)

■日時:平成31(2019)年3月24日(日)晴れ

※以前の祭礼日、3月29日より前、直近の日曜日。〔3月終わり頃の日曜日〕

■山岳信仰の霊峰・求菩提山に伝承される、五穀豊穣を願う、春の予祝行事。福岡県指定無形民俗文化財。

■天候もよく、久方ぶりに、お田植祭を見ることができました。

登山道の途中、築150年を越すという、山伏さんの住居「岩屋坊」の建物が公開されていて中が見学できました。ボランティアの方々により解説があり、お茶(求菩提山に植えられている山伏さんゆかりの歴史ある茶畑から、2月に摘まれた寒茶。香りがよく、おいしくいただきました。)などのおもてなしで、温まりました。

神官さまより、祭りで配布されました種籾、ありがとうございました。

■祭りの流れは、午前中に、豊前神楽(国指定重要無形民俗文化財)。岩屋神楽講さんによる神楽奉納(子供たちによる、二組同時で、みさき神楽が行われるなど珍しい演出でした)などがあり、お田植祭は、午後1時頃からはじまりました。

祭典からはじまり、刀行事、ご神歌(ごしんか)、畦切り、田打ち、畦塗り、田鋤き、種蒔き、田植え、孕み女・うない、田誉め。

草取り作業中に蜂を追い払ったり、牛が寝そべって動かなくなったり、おもしろおかしく笑いをおりまぜながらの様々な農作業シーンがあります。

そして、神楽、急な石段を登る御輿のお上りもみどころ。


■写真1、田ほめ(神官を先頭に、演者や観客みんなで「ほうほう」と、発声しながら、合唱。お田植祭のラストシーン。)

■写真2、田植え(花冠を被った早乙女たちが、右手に持った苗を、左手へ植えるかたちを演じる。)

■写真3、御輿還御(二基のお御輿が、みさき鬼に導かれ、階段を上り、国玉神社の社殿にもどりました。)

■写真4、犬ヶ岳(写真左側奥の山。標高1130.8メートル。京築地域の最高峰)と求菩提山(写真右側のとんがった山。標高782メートル)遠景
(東側山麓の岩岳川流域を通る、県道32号線「犀川・豊前線」沿い、豊前市鳥井畑地区より)

この記事に拍手!

155pt

他の投稿記事
ペンネーム
ひろにい
他の投稿記事

本庄池の桜風景(平成31年4月)

鉄道沿線の風景(平筑のことこと列車+JR九州[2019年3月])

郷土の山018019020(祓川の水源・鷹ノ巣山の三峰〔後半〕)