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魚と味噌のコラボレーション

2018年02月16日

春一番の風が吹きました。
「三寒四温」というのでしょうか。
梅のつぼみもふくらみ、寒さと温かさを繰り返し
季節は移ろいていきます。

今日は「魚食を楽しむ会」という企画で
第2回「豊前海魚介×味噌の魅力」と題して
イベントがあることを知り
豊前市の「うみてらす豊前」を先月に引き続き再び
訪れました。

築上町にある「安部味噌製造所」の安部壽さんにより
味噌の作り方にまつわるお話をしていただきました。

ワタシを含め参加者が午前11時にカキ小屋に集合
したところで市の地域協力おこし隊の東(旧姓:半杭)里美さん
から、うみてらすの直売所と二階にある豊築丸の食堂を案内
していただきました。

さすが「海の担当」という名のとおり東さん、コチやヒラメ
ヨシエビ、赤ナマコ、次から次へ手に取って説明するのが
様になっていました。カレイも品種で表面がツルツルしていたり
ザラザラしているのは驚きでした。

二階の食堂から、その名の通りテラスに出て漁港を眺めつつ
底引き網、定置網、けた網と漁獲の方法の説明や12月20日
から4月20日まで期間限定の漁など詳しく教えてくれました。
今朝の港は霧がかかっていたと日々、港を眺めている東さん
のまなざしが分かります。

再びカキ小屋に戻って、安部さんから味噌の熟成にまつわる
話を聞かせてもらいました。
「取れた米と大豆の時期も地方や保存の仕方で風味が違うんです。
それが各家庭の『おふくろの味』なんです。」
1930年から続く安部味噌製造所で安部さんは元々、家業を
継ぐことは考えてなかったそうです。
「高校生の時から味噌作りを手伝っていました。父が病気に
なり、もうやめようと思いました。でも、『ここの味噌』じゃないと
お客さんが言ってくれたのです。」
その『離れていく辛さ』と伝統を守る心ざしに今から8年前に家業を
継ぐようになりました。
実際に出来立ての味噌と夏場を通した一年の黒い味噌を目の前で
見せていただき、蓋をするのにカビが出来ないように古い味噌を
乗せたり、ワサビを乗せたり、あるいは焼酎を新聞紙に染み込ませた
のをかぶせたりと生きた味噌を作る工夫を説明してくれました。

昼食は豊前海一粒かきとつみれの入った味噌汁に始まり
魚介類と味噌を和えたメニューにとても満足しました。
発酵した菌をお腹に入れて健康にいい時間を過ごしました。

最後の安部さんの挨拶で「是非、地元の味噌の味を知って守って
いけたらありがたいです。」とこだわりの言葉が印象的でした。
また機会があれば参加したいと思いました。

安部味噌製造所
築上郡築上町大字湊1160
電話0930-56-0297
http://www.fukumiso.jp/
※築上町物産館 メタセの杜でも販売しています。 

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