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豊前地方の山笠(今井祇園祭)

2013年06月14日

■豊前地方の山笠(今井祇園祭

○伝承地:福岡県行橋市今井、元永(今井津須佐神社)など

○「祇園祭」とは、都市の夏祭りで、夏の都市の悪霊などをはらうという、平安時代頃に起源がある祭礼行事。
○豊前国における祇園祭りの起源は、今井津祇園社(現・今井津須佐神社)。京都(都市)の祇園社(現・八坂神社)から今井津(農村・漁村)へ伝播している。
○「今井祇園」の流れをくむ祇園祭は「幟山」が多く、特に豊前地方の山笠の特徴は、たくさんの幟が飾り付けられた「幟山」。
○中近世以降にきらびやかになったといわれ、高さ15mを超える巨大な中央にそびえたつ柱をもつ構造の山笠は、7月17日の山鉾巡行で知られる「京都祇園祭」の山鉾のかたちの影響をうけたものらしい。九州では福岡県・京築地域の「今井祇園祭」などに伝わっている。京都の文化を代表するものが、全国各地の祭礼行事に影響を与えていることを示すものであり、日本の祭りの歴史を今に伝える貴重なもの。
○担ぎ上げて動かす「舁山」、車輪つきの引っ張って動かす「曳山」の二種類がある。
○ちなみに、「博多祇園」は京都(都市)から博多(都市)へと伝わっている。筑前地方の山笠は、「博多山笠」に代表されるように、「人形山」が特徴とされる。
○山笠の分布、町並をきよめてまわるための巡行ルートなどについて、筑前、豊前でしらべてみて、山笠の形を比較してみると興味深い。

○平成25年度(2013年)の今井祇園祭の大祭は、7月26日(金)、27(土)、28(日)
 ※今井祇園祭りの大祭は、例年7月末ないしは8月初頭頃の金土日。
 7月26日(金)20:00頃〜 今井西町 提灯山曳き
 7月27日(土)夜祇園(神社参道周辺地域の門前町など)、20:00頃〜車上連歌(今井西町)
 7月28日(日)15:00頃〜 今井西町 飾り山曳き

○写真1・2(元永山笠〔舁山〕※昨年平成24年夏の雄姿)、写真3(今井西町の山〔曳山〕※平成24年)、写真4(今井西町の飾り山曳き※平成22年)

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