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昭和の歴史を知る (築城海軍航空隊と宇佐海軍航空隊)

2012年08月13日

■昭和の歴史を知る(築城海軍航空隊と宇佐海軍航空隊)

○場所1 築城海軍航空隊(福岡県築上郡築上町・行橋市・みやこ町など)
○場所2 宇佐海軍航空隊(大分県宇佐市)

○築上町の広報誌「広報ちくじょう平成24年8月号」の20ページに、「築城海軍航空隊無名勇士之墓」の写真掲載があり、昭和20年(1945年)8月7日にあった築城基地周辺における大規模空襲について詳しく記されている。
○現地(福岡県〜大分県にかけての航空隊の基地周辺・航空隊関連遺構)を訪ねてみると、当時の歴史についていろいろと考えさせられる。
○太平洋戦争末期、九州沖航空戦(沖縄戦の前哨戦:昭和20年3月18日〜3月21日)に伴う3月18日の初空襲や築城基地から米58機動部隊への特攻(神風特別攻撃隊 菊水部隊 銀河隊)、3月から終戦の8月にかけて幾度もあったという空襲の凄まじさやその歴史を、各地に残る遺構などが伝えている。

○メイン写真1:昭和20年8月7日の大規模空襲後、8月9日に城井川の河原で荼毘に付された築城基地の操縦学生を供養する築上町高塚地区にある墓碑(JR日豊本線の「高塚」踏み切り近く)。
○写真2:築城基地北側・行橋市稲童地区にある掩体壕(飛行機用の防空壕)。市指定史跡「稲童1号掩体壕(いなどういちごうえんたいごう)」
○写真3:宇佐市指定史跡「城井1号掩体壕(じょういいちごうえんたいごう)」
○写真4:宇佐市城井1号掩体壕の内部にある展示・メッセージ。

【太平洋戦争開戦から終結頃までに関する、福岡県東部〜大分県北部地域の参考資料など】
●航空自衛隊築城基地『築城基地開設五十年史』1993年
●築上町『広報ちくじょう平成24年8月号』20ページ「ふるさと歴史発見 第12回 戦争の記憶」2012年
●猪瀬直樹『天皇の陰法師』(中公文庫)181ページ〜※「元号に賭ける〜鴎外の執着と増蔵の死〜」
●舛田利雄監督・映画『零戦燃ゆ』(東宝)1984年
●大分県立歴史博物館『平成24年度企画展 宇佐海軍航空隊と大分の戦争』パンフレット(おおいた歴博?36) 2012年
※企画展の会期:平成24年7月13日から9月17日まで。会場:大分県立歴史博物館(宇佐市大字高森)
※アメリカ軍が撮影した昭和の映像が博物館の中で放映されています。(連合軍による宇佐・佐伯・大分の航空隊への空襲。終戦後1946年の大分市街地の被災した様子、大分航空隊の鉄骨だけになった建物被災状況、掩体壕の様子など。約20分。「豊の国宇佐市塾」により発見され公開されている貴重な映像です。)
●城山三郎『指揮官たちの特攻』(新潮文庫)

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