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郷土の山028(県境の卓状溶岩台地メサ・大平山〔おおひらやま〕)

2019年09月24日

◼場所:大平山(おおひらやま)/福岡県築上郡上毛町、大分県中津市本耶馬溪町〔旧豊前国上毛郡と下毛郡の境に位置する山〕

◼地質は、新生代第三紀頃の豊肥火山活動に由来する安山岩や角礫凝灰岩が主な山体。東にある八面山と類似した、上部が平らなメサ地形。

大平山の南山麓には、新生代第四紀頃の、くじゅう連山北側の「猪牟田カルデラ」からの火山活動に伴う火砕流に由来する耶馬溪の溶結凝灰岩(例・青の洞門、競秀峰など)が分布。

大平山は、青の洞門から(山国川右岸に掘られた明かり窓から)や、競秀峰から望める山。

九州百名山の一座。

登山道は、九州自然歩道沿線にあります。

山頂から南東側へ300メートルほどの場所にある展望台からは、東側から南側の景観が開けており、耶馬溪を眼下に、八面山など、日本遺産の「やばけい遊覧~大地に描いた山水絵巻の道をゆく~」があります。山国川が、溶岩台地を侵食して形成された風光明媚な山や渓谷が展開しています。

◼写真1(競秀峰の「陣の岩」あたりより望む山国川や大平山)、写真2(大平山の展望台から望む東から南側の景色)、写真3(展望台にある景観の看板)、写真4(県境、三角点のある大平山山頂〔標高597.2メートル〕)
〔2019.09.16の景観〕

◼参考文献:田山花袋・著、小杉未醒・画『耶馬溪紀行』図書出版のぶ工房2018年発行、松林史郎『物語耶馬溪案内記(改訂新版)』海鳥社2010年発行、大平村誌編集委員会編『大平村誌』大平村1986年発行、日本の地質九州地方編集委員会編『日本の地質9九州地方』共立出版1992年発行、『列島自然めぐり日本の地形・地質~見てみたい大地の風景116~』文一総合出版2012年代発行、山と渓谷社編『九州百名山』山と渓谷社1992年発行、福岡山の会編『福岡県の山歩き』〔新装改訂版〕海鳥社2016年発行

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