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ソラにミ、ツチにミがある場所~ひとえファームにて~

2018年04月29日

先日、一つのショートメールが届きました。以前、紹介したヤーコンを無農薬で
栽培されている野依(のより)さんから「今年は高温傾向で前倒しで野菜が出来
そうです。」また取材をさせてくださいと返信をすると「大歓迎です」との返信
をいただきました。

その後も連絡をやり取りして晴天が続く本日4月29日(日)の午後に再び
「ひとえファーム」を訪れました。
「こんにちは、お久しぶりです。」と明るい声で迎えてくれた野依さん。
ワタシの投稿記事を見ていただいているという大変うれしい言葉をくれました。

昨年の春は雨が多かったため、思うように野菜の栽培が出来なかったそうで
今年は色々な対策をしている様子がよく分かりました。
「ヤーコンは、調理方法のレシピを一緒に入れて道の駅で出したのが好評で
した。店頭で作り方を展示してますが、家に帰ると忘れてしまいますからね。」

ヤーコンは、しその葉に似た形をしていて、秋になると人の背丈ほどまで
伸び、その種イモが、しょうが程の大きさで、そこからまた芽が出て
いくつものイモを作ります。今年は昨年採れた種イモで時期をずらして
畝(うね)を5列(昨年は1列だったとのことでした。)栽培していました。

「北九州市から野菜も移住してきました。」ちょうど今日はジャンボニンニク
の芽を切って、土の中にある実の部分へ栄養をやるように施す日でした。
大きな茎で下の実の大きさが分かるようです。
1本に約600~800gの実ができるというのだから驚きです。
「実、株の下に根があって、掘り起こすのにも苦労しますよ」
およそ2週間後に掘り起こして、いったん陰干しをしてから出荷すること
なので例年6月初旬より、やや早く店頭に出回るのではないでしょうか?

ヤーコンの手入れをしていた奥さんと「こんにちは。お世話になります。」
と挨拶を交わして、今度は「赤ソラマメ」なるものを栽培しているのを拝見。
「このマメとご飯を炊くと赤飯のように米が赤く染まりますよ。」
「芽が出て実になる時、空に向かって育っていく。やがて、大きくなると
頭を下げるようになります。だから、ソラマメ。」なるほど、分かりやすい。

マメの育成も昨年の教訓を活かしてハトやツバメに食べられないように
網やアルミホイルを支柱棒に巻いたり、アブラムシ対策にミカンの皮を
敷きつめたりと今年は順調に育っていることに手ごたえを感じているのが
伝わりました。

ジャガイモの畝には北海道産の「キタアカリ」を8割、「ダンシャク」を2割栽培
しており、すがすがしい緑色で生き生きしていました。
「僕は、このキタアカリという品種のイモのほうが美味しくて好きです。
黄色くてダンシャクより小さいけど。」

ヤーコン栽培を通じて、みやこ町のベテランの方とお知り合いになられたとか。
「トマト、キュウリ、ナスと言った普通の家庭であるものを作っても、野菜自体
の付加価値が少ないし、価格破壊になりかねない。だから、人の目が向くものを
作りたいのです。」
売る方も見せる工夫が必要なのだとか。「大根や人参もうちでは、葉っぱをつけて
売りますよ。」

ひとえファームには地の中、地の上にあふれる輝きがあります。
今回も色々な野菜を、まるで子どもの成長のように一つ一つ丁寧に説明して
くれました。多くの収穫が出来ますように。
取材ご協力ありがとうございました。

メイン画像…ソラマメ(この隣に赤ソラマメがあります。)
サブ画像1…ジャンボニンニク(5月下旬には販売される?)
サブ画像2…春のヤーコン(葉っぱはお茶になります。)
サブ画像3…ジャガイモ「キタアカリ」という品種(黄色いイモです。) 
 

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